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太陽光発電でエコライフ

太陽光発電のメリット|埼玉県と東京都が施工エリアです。

太陽光発電を導入するメリットについてご紹介させていただきます。まずこの日本で1世帯あたり月間どれくらい電力を使用するのかといいますと平均300KWと言われております。年間4000KWとも聞いています。ピンと来ないので下図で紹介します。

スギの木で表現されてもしっくり来ないので18リットル入りのポリタンク62本分でいいでしょう。ですが、
屋根に4.4KWをのせた場合とありますが、これは比較的大きな家の屋根になります。3.5KWぐらいが平均的な数字でしょう。これで換算しますと18リットルでほぼ49本分、約881リットルになります。

これを今の灯油レートに計算しますと1リットル94円ぐらいですから年間82,814円分の灯油代が環境に役立つ計算になります。誤解しないで頂きたいのは、この計算はあくまで3.5KWの太陽光発電パネルをのせた場合、環境保護に役立つ数字だけで各家庭の電気量がこのまま安くなると言う計算の内容ではないです。灯油で生活全て置き換えている訳ではありませんので。

では、何故今太陽光なのか、これは皆さんご存知の地球温暖化の問題と大きく関係しています。

ここに挙げられる内容はここ10年、よく報道され世界的に問題になっている事なのですが、実際は35年ぐらい前から科学者達は予測を立て世間に警鐘を鳴らしていました。小学生の頃より子供用雑誌に未来予想のような題目で紹介されていたのを憶えています。

さて太陽光発電とは一体どういうものか、どんな設備になるのかを簡単に紹介しましょう。

ごらんのように屋根に太陽光パネルをのせます。ここで得た電気は直流ですので②のパワーコンディショナで交流に変換します。それから家に電気を与え、余った電力を電力会社に売電します。大体こんな感じになります。無論太陽光パネルは屋根の向きや日照により生む電力が変わってきます。一般的に南が100%だとすると東、西で80~85%、北側で50~60%ぐらいと聞いております。

角度は20度~30度で各地域により異なります。では、どんな屋根の形が一番効率よく太陽光パネルが設置できるのでしょうか? 寄棟?(ピラミッドみたいな4方から勾配が寄っている形)、切妻?(上図にあるような形)、いえ、違います。陸屋根です。

陸屋根とは勾配がないフラットな屋根、つまりビルの屋上です。勾配を持つ屋根だと北側がどうしても生じます。北側には通常効率が悪いので設置は致しません。だから北側が発生しないフラットな陸屋根が一番設置面積が大きいのです。あとは架台で角度を調節して設置すれば一番効率よく太陽光で電気を生んでくれます。

さて太陽光発電の一日の流れを図で分かりやすく紹介しますと

と、この様なイメージになります。この②の黄色の部分が売電部分で、今は電力会社が倍の48円/KWの金額で10年間買い取ってくれます。これは大きいです。 いま太陽光を導入する家庭が増えているのはこの倍の金額での買い取りがあるからなのです。

またオール電化住宅に住んでいる人は深夜電力割引を使っている人が多いと思いますが、この契約形態は昼間の電気料金が高いのです。この高い時間帯は太陽光で電気をまかなっているのです。これもかなり有効な経済効果です。

上図は光熱費総合効果とありますね、①から④へ、そしてまた①へと最後の④の家族の省エネ意識の向上が素晴らしいです。実際導入した家庭からの意識調査ですとパネルに昼間売電しているか、していないか、どれくらい電力を使用しているかなど普段全く意識していない事を液晶パネルに表示されるものですから、家のあちこちの電気を消しまくるそうです。

それで①を見てください。自家消費効果とあります。右の赤い字で「3段目使用量削減効果」とありますが、これは何でしょう。実は電気料金のシステムは3段階あるというのはご存知でしたか?

この図を見てください。電気料金の仕組みは単純に積算されていくのではなく、使用量に応じて3段階あるのです。そして通常使用しているとすぐに3段階目に突入します。この3段階目の料金を少しでも少なくすると電気料金は安い方向に向かいます。 図のグラフにあるように3段階目に突入する日が遅れるので経済効果は高いです。

次に導入例を見ていきましょう。


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B邸です、この例ですと右下の茶色の部分に14,647円/月平均となります。導入した太陽光発電は4.18KWです。この表をみますと気になるのが月々の支払いです。図では 実質支払い②-③ですね、ご覧下さい。2000円台が多いです。冬季が日照時間が短いのか若干高いですが、中には1000円以下もあります。ここでは家族構成や暖房器具について書かれていないので細かいところは不明ですが、この表を見る限り年間17.5万円ほどの経済効果を生んでいます。

次の例です。


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A邸です、この表では見えないかもしれませんが、南面3.12KW、東面1.04KW、合計で4.14KW導入した例となります。先ほどのB邸より経済効果を生んでおります。同様に家族構成などはありませんが、先ほどとは違いガス代が太陽光設置前には掲載されております。

見てみますと太陽光設置前は光熱費が2万円台から3万円台となっています。この例ではガスを止めたのでしょう。ガスコンロをIHヒーターにし、ガス給湯器をエコキュートに変えオール電化住宅に変身しております。この例ですと最終的な数字だけで見ると年間26万円強の経済効果を生んでいる事になります。

これで推移していきますとおよそ3年でエコキュート分は取り戻せます。そして1年間でIHヒーター分を取り戻せる事になります。意外と大きいですね。そしてイニシャルコストはひとまず置いておいて月々の支払いです。オール電化にしているので相対的に電気の使用量は増えているはずです。にも関わらず月々の支払いが1万円を切っております。

3万円台で生活している家族にとってはこの精神的な負担はかなり和らぐはずです。導入する時にはローンを組んでいるかもしれませんが、いずれ回収できるのですから投資と割り切る事が出来ます。ローンの月々の支払いより3万円もかかる高熱費が1万円を切るのはかなり有り難い事ではないでしょうか?

これを見るとおそらくA邸はオール電化住宅ではないのかもしれません。

ちなみにこの2例、どういった住宅が書かれておりませんが、察するに普通の断熱住宅ではないかと思います。もし高気密・高断熱住宅であれば前年の光熱費で3万円台の家はあまりないからです。もちろん断言は出来ません。

高気密・高断熱住宅と言っても程度の差はありますし、地域によっても違います。家族構成が不明ですし、暖房や冷房などの使い方も各家庭により違います。ただ言えることは高気密・高断熱住宅にすると更に効果が高いという事です。

結果が更に違うでしょう。売電効果が違ってくるはずです。次にシュミレーションした例を挙げるとしましょう。


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横浜の例ですがここでも電気プラスガスのご家庭のようですね、これを太陽光オール電化住宅にした場合のシュミレーションですが年間25万円の経済効果を生むと試算しています。

これらをみて分かるように一番初めに灯油で計算すると82,814円安くなるという話ではないのがお分かりかと思います。実際はこれ以上の経済効果を生む可能性が大きいのです。灯油云々は環境効果です。これは先ほどのA邸の図を見ても分かります。右の方に環境貢献度として表記されています。A邸の場合ですと年間灯油18リットル入りで69.9本分です。

計算すると118,270円です。ですが前年度と比較すると26万円強の経済効果を生んでいるのですから立派な働きを太陽光パネルはしている事になります。

では、ここで出てくるオール電化住宅に必要なIHヒーターの紹介を少し致しましょう。

IHヒーターは昔の電熱ヒーターとは違います。電熱ヒーターはイライラするぐらいお湯を湧かすのに時間を待たされましたが、IHヒーターはガスより早く水を沸騰させますし、掃除も楽です。土鍋や底の丸い中華鍋は使えませんが、それ以外の鍋やフライパンには対応しています。また鍋でもIH用などとありましたが、最近のIHヒーターは金属であればなんでも大丈夫というのも現れました。

よくIHは電磁波が恐いと言うイメージがありますが、この表にあるようにWHOの基準にもクリアしているのです。確かに当初の開発中には電磁波による影響もあったと聞いた事がありますが、今では電子レンジ並みと言えるのです。電子レンジは恐いと思いますか?一部では電子レンジの影響が本などに紹介された事もありますが、今は世界中で使用されている家電製品です。IHももはや電子レンジ並みの安全といえるでしょう。

またIHクッキングヒーターは火を使わないので火災の心配がないのです。最近は高齢化社会なのでお年寄りの事故を未然に防ぐ役割もあります。あるいは女の子を持つ親にも安全な調理器具と言えるでしょう。ガスのように火が出ないので火傷の心配がガスより低くなります。

ここで火災の出火原因が表にありますので参考にして下さい。

コンロが不名誉な1位となってしまいました。最近は昔と違い本当に火事が少なくなりました。ですが火事は起こると大変恐ろしいです。高齢者住宅には最近の導入が多いのでオール電化住宅を検討している人は要チェックです。

IHクッキングヒーターの補足資料として

IHは熱効率がいいみたいですね。ガスは無駄が60%もあると言っていますが・・・

さて次に太陽光発電システムはいくらかかるのでしょうか、これは平均でしか表せないと思います。ですが大体65万円/KW前後ではないでしょうか? 60万以下で出来る場合もあります。屋根の条件、パネルの選択、量などにより単価が変動します。

ですので当社でよければ当社へ、他の地域の方はその地域のビルダーや工務店へ問い合わせてください。ビルダー、工務店は太陽光発電ができるのに肝心の設置するお客様ができるとは思わなかったと思ってらっしゃるからです。

例えば当社は注文住宅を販売していますが、お客様は同様に「え、出来るんですか、知りませんでした」とお答えになります。工務店でビルダーなのですから出来ない訳がないのですが、意外に知らない方が多くいます。

是非太陽光発電をお考えの方は当社みたいなビルダーへ問い合わせてください。決して訪問販売業者に負けない仕事をするでしょう。価格も同様です。聞いた話だと訪問販売業者の単価は高いです。

その他面倒な補助金の手続きなども一切合財やらせて頂きます。では。お問い合わせはこちらまで

最後に以上からして太陽光発電システムを導入する場合をまとめますと

  • 太陽光には深夜電力割引が有効である。
  • もちろんオール電化住宅にすると良い。
  • 屋根に荷重がかかるので耐震にも気を配る。
  • 高気密・高断熱住宅なら尚更効果が望める

となります。


2011年4月3日

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