東京都羽村市の施工例|2×4住宅
ツーバイフォー住宅の施工例|東京都羽村市の場合
高気密・高断熱住宅でなるべく無垢素材を使いたい、そういうご要望の家でした。小屋裏スペースを大きく生かすために屋根も素直に掛けるだけでなく、片流れ的な屋根になっています。では、外観です。
外壁は通気モルタル工法の塗り壁です。仕上げ材はテラコートという商品です。骨材が大理石の粉で、弾性があり、割れにくい素材となっています。屋根材はオークリッジプロで、コロニアルのような窯業系とは違います。ファイバーグラスシングルで出来ており、天然石のチップで感じの良い風合いを出しています。また素材が柔らかいので割れることはありません。また雨が降ったときの音も比較的静かです。
階段は2×10材を段板に使い、手作りしました。仕上げ塗装は自然塗料でドイツ製のリボスを使っています。このようになるべく建材は自然素材を使う方が住まう方の健康にはいいのです。自然素材の風合いは新建材と比べますと格段に人に優しい建材です。例えF☆☆☆☆建材でもなるべく使わない方がよいです。
これからリフォームや新築をお考え人は、揮発性物質を微量でもなるべく体内に入らない環境を作る事をお勧めします。安易に建材メーカーが発表している数字、政府が安全といっている基準を鵜呑みにするのは家族の健康を守ると言う観点から見ると危険です。
どの程度危険かは個人差もあり不明ですが、現代人は日々化学物質の被曝を受けているわけですから、なるべく安全策をとるのが賢明な判断なのです。
ではその証拠はあるのか?と言われても証拠は示せません。ですが、化学物質の危険性は出回っている書物、ネットにある情報、識者からの警告、たまに、ほんのたまに報道されるテレビ報道などから、その危険性はうかがい知る事ができます。
これが証拠ではないですか?と言ってもいいぐらいの情報量です。ですからこれだけ危険視されている物を単純に今症状が出ていないからと言って楽観視するのは間違っています。日々微量だから気付かないのです。
フローリングはフランス製のボルドーパインです。厚みは18mm以上あります。パイン材は柔らかいので床は傷つきやすいのですが、暖かさはオーク材やバーチ材などと比べるとあります。アメリカ住宅は床材にオーク材などの硬い材質の物を床材に使用していますが、如何せん硬いので素足では長時間立つのが辛いです。スリッパを履かないと痛くなるのです。
それとは違いパイン材は柔らかいのであまり痛くなりません。冷たさを感じさせないパイン材は日本人の住まい方には適している自然素材のフロアーだと思うのですが。まあ、高気密・高断熱住宅ということもありますね。
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2011年4月22日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:プランニング・インテリア