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制震テープとピラミッドの謎

 

当社のHPでは制震テープと制振ダンパーを紹介している。どちらも目的は地震力を減衰させる、低減させる事である。細かい商品の情報は当HP内の左の帯を見てクリックしてください。それで制震テープの振動実験のビデオがあるので紹介いたします。45MB程ダウンロードが始まるリンクとなっています。ご負担がなければご覧になってください。

http://www.ibrain.jp/moving/seishin_examine.avi

このダウンロードのあるHPはこちらです。

 

ここでは紹介されていませんが私の手元にあるビデオでは抜けてせん断された釘や実験回数、実験経過なども紹介されています。これを見るとやはり繰り返される地震は恐ろしいです。今日本では地震が群発しておりこの余震は単なるガス抜きではなく巨大地震の前触れですごく注意が必要と専門家がテレビで警告しています。この繰り返される地震に耐えるには最低制震技術を家に付加する必要があります。できれば新築の際は免震が良いのですが費用がかなり負担となるのでお金に余裕のない方は方は今一度申し上げますが少なくとも耐震プラス制震住宅にしましょう。

 

建物が劣化するには単に時間が経過する経年変化だけではありません。金属疲労はありますね。この繰り返される地震により釘や金物が緩み抜け、折れるのです。制震テープの振動実験では震度7を10回ぐらい繰り返していますのでちょっと自然ではないかなと思いがちですが震度5は福島宮城辺りでは年に10回以上、昨年の3.11以降の4月では何と500回も震度5があったのです。

 

500回ですよ、いくら頑丈な家でもそれだけ揺れれば釘も金物も緩むでしょう。地震による劣化だから地震劣化と呼べそうですね。これぐらいあるなら震度7の地震が生涯に渡り10回ぐらいあるかも知れないです。この振動実験では耐震だけだと4回の揺れで相当釘や金物が緩んでおりました。

 

では、全く傷まない構造体はあるのでしょうか?あります。あるのです。先日大泉学園で映画を見まして題名は「ピラミッド5000年の嘘」でした。この映画はドキュメンタリーでピラミッドの常識であるとされる建設期間20年で作ったとか、クフ王の墓であるとか石とノミで作ったという観点から真っ向逆らって新たなピラミッド像を紹介しています。ちなみにこれらピラミッドの常識は何一つ証拠が残っておりません。古代エジプト学者が憶測で古代エジプトの文明はこうだからこうだと言っているだけなのです。どういう映画の内容かと言いますと

 

ピラミッドの石組みは外から見たらそうでもないのだが内部はカミソリの刃一枚入らないぐらい隙間がないらしい。しかもその石組みは複雑で不規則に見えるらしいが積み方には法則性があり高い耐震性は歴史が証明しているとの事。しかも石はコンクリートと違い経年変化はほぼない。コンクリートは500年もすれば跡形なくなるのではないだろうか?それが石だと風化や水の浸食による劣化はあるかも知れないがピラミッドは最低5000年間持っている。恐ろしいほどの劣化の軽減がしない建造物だ。蛇足ですが日本の城も石で組んでますね、だから持っていると思う。

 

もう一つ石組みではピラミッド内の王の間は完全な長方形でありその精度は0.5ミリ以下のズレしかないのである。古代の計測機器では無理でしょう。今は現場で大工さんが水平を見たり垂直を見るのに下げ振りを使わずレーザーマーカーを使っているのである。そういう道具を持たないで下げ振りだけで出来るだろうか?

しかもピラミッドは200万個の石があるらしく重量は一つでセダンクラスの車1台で重さは約2.5トン、この複雑な形をした石を隙間なく2分30秒に一個積まないと20年で完成する事が出来ないらしい。クレーンのない時代、石とノミだけでだ。これはあり得るのか?このノミも時代的に鋼鉄がなく青銅製らしい。王の間の石の重さは一つが100トン単位、クレーンのない時代にどうやって積んだのだろうか、しかも正確に水平に垂直に、カミソリの刃一枚入らない精度で。

これは常識的に考えて何百年も掛けて作った建造物ではないのだろうか?映画ではそう言っている。確かに高さ半分のメキシコのピラミッドの建設期間が150年と紹介されていたから最低でも数百年は妥当かも知れない。これをエジプト考古学者は何と言っているか。

証拠としてピラミッドが存在し残っている以上、石とノミで作ったと言い張るのだ。「思い込みここに極まれり」、証拠や文献、資料が何も残っていないのにだ。一時期証拠として当時のエジプト人達の出勤表や給料明細みたいなものが出てきたので奴隷が作ったのではないとテレビで言っていたがエジプトには三大ピラミッド以外にも小さな物や大したものではないピラミッドが沢山あると言う。その資料がクフ王とは一言もない。その出てきたものは三大ピラミッドとは関連付けるには充分な資料とは言えないではないか。

 

また真北の方角に向かって建造されたピラミッドの方位的な誤差は100分の5度のみ。その制度は17世紀の建造物の5倍正確で現代になりやっと同等の精度を保つ建築が出来るようになったが大ピラミッドほどの巨大な建造物をこの精度で作るのは今のテクノロジーでも不可能だそうだ。繰り返しますが道具は石とノミだけでです。

この映画ではピラミッドは黄金数を駆使して作っているとか、円周率を使っているとかありまして高度な数学を駆使して建造しているらしい。当時円周率など知る由があったのだろうか? また建造において一番驚いたのは何とピラミッドは実は8面体だったという衝撃だった。写真はこれ

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上部の写真は戦時中偶然撮った写真らしいのだが年に2回春分と秋分の時のわずか数秒間だけ目視できるらしい。この数秒間の演出は偶然に出来る筈もなく現代でも難しい技術であると紹介されていた。この他驚くべき建造物ピラミッドの紹介を続けている映画だった。同じ建築物を作るという立場と私自身古代浪漫への憧れもあって興味深く観させてもらった。この映画の監督が映画を作った動機が紹介されていた。面白い表現だったので紹介します。

 

監督・脚本のパトリス・プーヤールは1999年一人の人物と会った。ピラミッドの情報提供者のジャック・グリモーです。彼に「ピラミッドについて何を知っている?」と聞かれたので、当時知っていた常識を話しました。そのとき「本当にそれを信じているの?」と馬鹿にしたように言われたので、「どういう意味?」と聞き返した彼の答えは一生忘れないでしょう。彼は「我々は『猿の惑星』に住んでいいるが、猿の役を演じているのは我々なのだ」と言ったのです。私は強い衝撃を受けました。

と言っています。面白い表現だと思いませんか?私はうけて笑い転げました。ところで私自身はピラミッドは間違いなく人が作ったと思っています。一度文明が分断されたのでしょう。それも5000年とかではなくて相当前です。伝説のアトランティス時代かもしれません。一度文明が寸断されて何千年か後に四大文明が一気に起こったのではないでしょうか?四大文明が同時期に花開いたので何か奇妙な符号があるように思えるのです。

 

そんな馬鹿なというかも知れませんが石とノミと古代の測量機と加工技術、数学の知識で現代をもしのぐ精度で、巨大なピラミッドを作るという方が馬鹿げています。家を作るという立場から見ますと道具や加工機械無しに建築物を作るのは非常に困難です。タイルにしてもそうです。正しく加工されたタイルを張るのです。石張りもそうです。キチンと加工された石を外壁に張るのです。大ピラミッドは一つ何十トンという石のみの建造物です。ですから石とノミのみでの建造はありえません。素直に建造当時は高度な文明が花開いており当時の人々がピラミッドを建造し文明は一度壊滅されたとする方がよっぽど自然です。

 

では、何故機械などの証拠が見つからないのかって、飛行機などが見つからないのかって?それは簡単です。現代のコンクリート含め金属も手入れなしに何千年も保つ事が不可能だからです。必ず劣化し崩壊します。自然の摂理です。持つのは唯一石のみです。アスファルトの道路でも数百年で森に変わり、高層ビルも人類がいないと500年で崩壊すると聞きました。場所は違いますが石器版があります。中国の陰陽五行哲学の60干支も殷の時代、石器版に甲骨文字で記されております。甲子、乙丑、丙寅、丁卯・・・とあります。当然本など存在できるはずがありません。でも石に彫るなら文字は存在できます。

これでもという方はトドメの一発、南米ペルーにあるナスカの地上絵をご存知ですか?紀元前に書かれたと言われる地上の絵です。あまりにも巨大で飛行機に乗って上空に飛ばないと全体像が把握できない絵なのです。写真はこういったものです。

PICT029000 350px-Nazca_colibri

 

この絵の大きさは左の猿が55m、右のハチドリが96mだそうです。これは誰かのいたずらでしょうか?飛行機も思いつかない時代にこういう巨大な絵が描けるでしょうか?描くとしたら目的は何でしょうか?ピラミッドも同様、航空機も当時ありこれらは何かを意図して作ったと考えるのが自然なのです。航空機の存在が前提でないと巨大な絵を描く意味が成立しません。無理に石とノミの時代に合わせて考えるほうが不自然です。あ、ちなみに私は宇宙人とは思っておりません。あくまで人です。よく宇宙人とか言う人がいますが、あの宇宙人はなんですか?グレイタイプとやらです。やせ細った手足、特にあの手、あれは間違いなく細かい作業が出来る手ではありません。

 

生物学は詳しくありませんが、細かい作業をするには親指があり、4本の指が親指と向き合ってしっかり物を掴めるような造りでないと作業が出来ないはずなのです。猿も同じですね、ところがあの宇宙人の手は物を細かく作業するようにはとても思えない手つきをしております。細かい作業が出来ない生物に何も生み出す事は出来ません。だからあれは出鱈目です。

話が色々飛びましたが興味の尽きないピラミッド、それがすごく耐震性があった事、加えて現代技術でも太刀打ちできない建造物に心が躍り知っても損はないし、古代浪漫への夢が見たくて紹介しました。最後にユーチューブにアップされている動画を紹介しましょう。題名は「人類がいなくなった地球」1日目から1万年ぐらいまでを紹介しています。非常に面白いのでご覧になってください。それとピラミッドの映画関連のリンクを貼っておきます。

人類がいなくなった地球 その1 その2

ナスカの地上絵 ウィキペディアより詳細

ピラミッド5000年の嘘公式HP

監督手記face book  この内容は面白いですよ。

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2012年3月3日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:夢空館blog

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