過去記事 — 家の購入と賃貸派 — どちらが得か！

あなたはいつ家を購入しますか？　
今回は家を買うという事なので夫婦に子供がいる家庭として
話を進めます。なぜなら一人暮らしや実家にいる人とは家の
必要性が違うからです。

次に家を購入するのは資産という人もいますが単純に借金
という人もいます。自分の物という人もいますが、担保に
入っている以上銀行の物という人もいます。どうなんでしょうか？

私個人の意見では、「どうでもいい」です。資産と借金は見方の
問題です。自分の物か銀行の物か見方の問題で議論しても水掛論で
終わってしまい徒労に終わるだけです。それよりメリットデメリット
というビューポイントから確かめるのがいいのではありませんか？

それでは賃貸に夫婦と幼子が住んでいるとしましょう。
ずっと賃貸でいいのでは？
頭金をためてからの方がいいのでは？
賃貸の方が家の管理をしなくていいし楽じゃないの？
会社が近い、駅が近い、実家が近いなどなど色々あります。

結論から言うと家はなるべく早く購入した方が得なのです。

その１　
銀行から借金しますが団体信用生命保険に入るので万が一
旦那さんが亡くなった場合、借金は全てチャラになります。
という事は残された家族は少なくとも家があり、これが実は
最悪の環境にならずにすむ最大のメリットなのです。

多くのケースでは女性は男性より所得が劣ります。ましてや
子供を抱えて月々の家賃を払うなど至難の業です。しかも狭いし
寒いし暑い。この点住宅を持っていれば賃貸よりも広いはずです。
また賃貸よりも寒くないし暑くないでしょう。

あ、すみません。賃貸で鉄筋コンクリートのマンション住まいの
人は逆に普通の木造建築に引っ越すと寒いですね。暑いですね。
ですがマンションを賃貸で住んでいる人は所得も多いので家を
購入する時は性能のいい家を建てるかもですね。

ご主人が他界した時の生活基盤を確保するには金のかからない
住宅が必要なのです。このメリットが最大だと思います。

その２
床面積を家賃と住宅ローンを比較すると家を購入する方が
圧倒的に安い場合が多いです。
関東埼玉西部地区で２DKのアパートの家賃は５．５万円ぐらいでしょうかね。
床面積が４５㎡ぐらいとして坪４１００円ぐらいですか？

これが土地付きの建売で２７００万円だとします。
土地３０坪、床面積２８坪とします。
これに３５年ローンフルで組んだとしましょう。
金利は変動金利優遇を使い、１．５％と仮定します。
すると８２，６６９円/月々となります。

これを床面積と割ると坪２９５２円となります。
どうですか？建売で土地から買ってこの金額です。
土地があればもっと安くなりますね。
家が広く新しく、アパートなどより快適となると
家を持つメリットは大きいはずです。

その３
住宅ローンを早く組むと年金をもらう年とかぶらない。
これは遅くローンを組むと年金受給者にもかかわらず
住宅ローンを払わないといけないからです。この観点から
なるべく家は早く買ったほうが良いのです。

これらがありますが転勤の多い方にはきついですね。
自衛官など２年に一回移動がありますから家を購入するのは
控えたくなります。

こういう例外以外、また家族を持ちながら職場を転々とする人
には当てはまりませんが、多くの人はなるべく家は早く購入
した方が良いのです。