Yahooニュースより-消費税15%での試算
明日はある…か?:消費税・考/1 「15%でも財政悪化」
今日yahooニュースを見た。毎日新聞の記事だ、やはりと言うか、案の定と言うか昨年の5月に消費税15%にした場合の試算を内閣府がしたらしい。この記事の内容をご存じない方の為に紹介します。ちょっと長いですが読んで頂きたい。
昨年5月上旬。東京都内のホテルの一室で、鳩山由紀夫首相、菅直人副総理兼財務相、平野博文官房長官(いずれも当時)は、配られたグラフを見つめ「うーん」とうめいたまま、言葉を失った。以下はクリック
クリックをして全文を読んで頂けただろうか、もはや日本は死に体同然ではないか。既に普通の家庭なら崩壊してるであろう財政状態、私も含め多くの国民は「何とかなるんじゃないか」という一縷の望みを持ちながら政治に期待し続けています。
どうせダメだろう、やばいんじゃないなどと言いつつも大逆転とまでいかなくともタイムリーが続く期待をする。日本人は優秀だからとか思いつつ淡い希望を捨てないで政治家の言動にかじりつく日々を送っている。
だが忘れてはいけないのはリーマンショック後のアメリカGMの破綻だ。GMが破綻したのはアメリカサブプライムローンを発端とする経済悪化、売れない車を生産し続けただけではありません。 GM退職者への年金や医療費負担が大きな原因だそうです。
これはメディアで取り上げられていました。そしてGM関係者は結局競争に負けた日本の自動車産業に「日本はずるい」と言いました。「日本は国で医療費や年金の面倒を見てるわけだから」と
これはいい訳だという人がいるかもしれないが今の日本の現状と本質と同じです。日本の経済が悪いのは韓国や中国、インド含む新興国に競争が負けている結果ではないかと言われればどういう感情になりますか?
その日本の競争の現状に高齢化社会で医療費、年金とGMと同じ問題を抱えています。今の日本を支えたのは今の高齢者です。大きな働きがあったからこそ今の日本があります。断じて見捨てるわけには行きません。おそらくGMも同じ立場で経営を続けていたはずです。
しかし物事には限界が必ずあります。GMでは破綻でした。では国家レベルでは起きないのか?甘い甘い見通しです。起きないはずがありません。ギリシャは破綻しましたね。アルゼンチンもそうでした。
そして韓国も以前IMFが介入しました。ロシアも以前財政破綻しております。アフリカ諸国に関してはもっとでしょうか。
このように世界では当たり前のように破綻しているように思えます。「我が日本は断じてそんな事にはならねえべ」と考える人は世界に目を向けない平和ボケしている日本人と言うべきでしょうか?
戦場カメラマンの渡辺陽一っつあんが、スローな口調で体験談を話しお茶の間を笑わせていますが、話の内容は危険な体験談です。そうです、世界は緊張だらけです。今の日本も財政破綻寸前と言ってもいいのではないでしょうか。
非常に危機を感じています。先ほどの毎日新聞の記事では日本の国債の格付けが下がるとありました。すると長期金利が上がる。そうなると住宅ローンの場合変動金利が上がります。景気が良くて上がるのなら問題ないですが、格付けが下がる事による金利上昇だから始末が悪いです。
住宅ローンのほぼ95%が変動金利らしいです。変動ですから金利がガンガン上がります。ですが景気低迷で支払いが滞る人達が出てきます。そして破綻と、これ、日本版サブプライムです。これが実際起こると最近のニュースの記事で読みました。
こんな日本の現状に今の政府は約束した公務員改革すら行ないません。あり得ない優遇を受けている公務員に対してメスを入れないのは国家滅亡を期待しているのかとしか言いようがないです。強い奴は弱い奴から金品をまきあがる能があるが、それと同様な事を国が国民に対してしている。
逆立ちしても鼻血も出ない国民が多い中、更なる負担を強いて消費税を上げるなど言語道断です。税金をまき上げざるを得ない状況まで国は追い詰められていますが、実際問題、誰でも予測は付きますが消費税は上がるとますます物は売れないでしょうね。
本当に心配です。日本が、逃げ出したくなります。今回はこの記事が頭から離れられなくなりましたので紹介しました。
タグ
2011年2月20日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:夢空館blog