東京青梅市|輸入住宅施工例
青梅市にラップサイディング、スウェーデンサッシ、無垢パインドア、パインフロアーと北欧にあるような輸入住宅が出来上がりました。リビングはお施主様がこだわったアンティーク照明を使いパインの腰壁、フロアー、建具とパインづくしとなっています。それでは外観から
ラップサイディングは東レの商品で板状で長尺のサイディングを一枚一枚重ねて張る南京下見でございます。色はマスタードイエローで、ラップサイディング調のサイディングとは違い目地にコーキングは使いません。コーキングは入り隅の処理と窓廻りだけです。
玄関ドアはスウェーデンドアで高気密高断熱用のドアです。このドアも無垢材で出来ていますが、全てではなく無垢材の内側には鋼板が入っており季節による反りやむくれなどを緩和する役目を果たしております。よってアメリカ製のドアより反りなどによる狂いは少なく輸入住宅好きの方にはお勧めの玄関ドアです。この玄関ドアの気密性は素晴らしくドアをキチッと締めるとバシュと音が鳴り、締めた瞬間に五感で高気密を体感できます。値段はそれ程高くないのにです。断熱性は言うまでもありません。東北地方の高断熱仕様にも使えるほどです。
少々写真点数が多いですが、キッチンも見ましょう
どうでしょうリビングは無垢のパインだらけですね、キッチンはウッドワンのスイージーを採用しました。食器棚もスイージーでこれはどうやらパイン材ではないようです。しかし色合いといいすごくマッチしてます。天井も全てパインの羽目板を採用しました。
次はスウェーデンサッシを紹介します。
大きいのから小さいのまであります。スウェーデンサッシは種類が少なく大きさも日本のサッシみたいに様々ではありません。種類だけが少ないのではなく大きさの種類も少ないのです。また特注が出来ません。ですのでサッシの大きさなので悩まされる事がない反面、どこにどれを使おうかで少々頭を痛めます。
スウェーデンサッシの特徴はトリプルLow-Eガラスでアルゴンガスも入っています。枠が木製ですので断熱という意味では大きいですね。
各部屋の写真もありますのでどうぞご覧になってください。クロスが多彩ですね。
次の写真は照明器具や小物などです。
この家のお客様はスウェーデンサッシを使い高気密高断熱でリーズナブルな価格を求めていらっしゃいました。外部のサッシには全てモールディングを廻していますが、このモールディング、全て木材で廻し塗装しました。一見何気なくありそうなモールディングですが木製サッシを使う場合、すごく注意が必要なのです。それは長期に渡って水が浸入しないように防水工事を徹底しなければならないからです。スウェーデンサッシで有名な輸入住宅のハウスメーカーがありますが聞き伝えによるとクレームナンバーワンの箇所がこのサッシなのです。
腰窓の下の壁がボロボロになるほど水が浸入し木材が普及しグラスウールの断熱材がグショグショになっていると昔は特に聞きました。今は流石に改善されていると思いますが、木製サッシの仕組み上ついてまわるウイークポイントです。
これを解消する為に防水工事は入念に入念を重ね、更にモールディング施工の手順も工夫を重ね防水に徹しました。勿論完璧とは言えないかも知れませんが監督はじめ大工さん、メーカーと他社の施工例、施工手順、及び写真を検討し精査して工事を行ないました。
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2012年2月24日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:プランニング・インテリア