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改めて考える断熱材の施工|屋根偏

壁と屋根は断熱材の施工状態が少し違う

断熱材を壁に納めるにはまずきちんと納める事が重要です。グラスウールなどの繊維系断熱材を仕様にする場合は必須で、壁内に隙間があると著しく断熱性能が落ちます。いわゆる断熱欠損という状態になります。

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財団法人建築環境・省エネルギー機構資料から引用

 

上図をご覧下さい。主に繊維系の断熱材ですが左上図のようにきちんと施工すれば断熱材の性能は100%発揮できます。しかしその他の施工状態ではいくら性能の高いグラスウールなどの繊維系断熱材を使っても充分に性能を発揮できません。ですが現実は、色んな現場を参考がてら覗いてもこのようにきちんと施工している現場は少ないですね。それは私が他の現場を見て感じているだけでなく、JIOなどの検査員が当社の綺麗に充填されている現場を見て非常に感心するのですから間違いないでしょう。

 

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2012年1月24日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:建築技術

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